シニアに向けてやっておいて欲しいこと

こんにちは。多摩市のこうご動物病院、院長の向後です。
今日はワンちゃん、猫ちゃんがシニアに向けて獣医師目線からやっておいてほしいことについてコラムを書かせていただきます。
現在はワンちゃん、猫ちゃんが家族の一員として良い環境で暮らせていることが多いので昔のように伝染病などで亡くなることが少なくなり、人の高齢化同様、ワンコ、にゃんこも高齢化が進んでいます。
その中で、だいたい7歳ぐらいを目処にシニアとして考えていることが多いように思います。
私たちよりもどうしても早く年をとるワンコ、にゃんこですが、人間のように(?)老けてみえることが少ないためどうしてもそこまで年をとっているように考えにくいことも多く、飼い主さんも自覚していないまま老化が進んでいることもよくあります。

できれば、かわいい家族には健康で長生きしてもらいたいですよね♪
そのためにはいくつか普段からやってほしいことがあります。
 
 

1.よ~~~くスキンシップをとって体を触る
年をとってくると体にイボのようなできものができることがあります。
もちろん問題のないできものもありますが、腫瘍などの可能性もあります。
体を触って、いつもとは違う何かがあったら診察を受けてくださいね。

 
 

2.飲み水の量が増えてないかチェックする
食欲がいつもよりない場合、あれ?具合が悪いのかしら、、、と病院に連れてくると思うのですが、案外見逃しやすいのが飲み水の量です。
シニアになって内蔵の病気が発症したサインとして飲み水の量が増える場合があります。いつもと同じごはんでいつもと同じ環境なのになぜかこの頃、よく水を飲むなぁという場合には診察を受けてくださいね。

 
 

3.運動(お散歩)の時の様子をチェックする
年をとってくると足や腰に負担がでてきて関節炎などになることもあります。足、腰にトラブルがあるとお散歩を嫌がったり、歩き方がぎこちなかったりすることもあります。
また普段からお家の床が滑りやすかったりすると、同様に負担になることがあります。可能であれば滑らないコルクをひいてあげたり、ペット用の床加工をしてあげると足腰に優しいですね。

 
 

4.定期的に診察を受けて血液検査などを受ける
私たちも年に1度は健康診断を受けるように、ワンコ、にゃんこにも定期的に健康診断を受けてほしいと思います。当院ではシニアになったら最低年に2回は健康診断を受けることを勧めています。だいたい1年経つことに、ワンコ、にゃんこでは4年経っていると考えているからです。
仮に早期に異常が発見できた場合、早期に対応すれば大事に至らないことも多いのでぜひ健康診断は忘れずに受けてほしいことの一つです。

最後に、、、、
1番重要なのは、何か変化があったとき、年だからと決めつけないことです。
何か変化がある=病気のサインの可能性があります。
普段からよく様子を見ていつもと違うなぁと感じるときは病院に連れて行ってあげてくださいね。