シニアに向けてやっておいて欲しいことVol.2

こんにちは。多摩市のこうご動物病院、院長の向後です。
ワンちゃん、猫ちゃんがシニアに向けて獣医師目線からやっておいてほしいことについてコラムの2回目です。
今回は避けては通れない病気になった時の治療費のお話しです。
 
 

ワンちゃん、猫ちゃんも年を取ってくると人間同様に様々な病気になることがあります。
病気の治療の際に考えなくてはならないのが治療費です。
動物病院は人の病院とは違って自由診療のため、治療費は病院によって様々です。ある病気で治療をするとしてもAという病院では治療費が5000円だけどBという病院では10000円ということも普通にあります。

 
 
また一つの病気に対しての治療の仕方も、高齢だけど頑張って手術をしましょうという病院もあれば、高齢だからなるべく手術をしないで済む方法をとりましょうという病院もあります。この辺のところは、そこの病院や獣医師の考え方によって違うので、先生とお話しをして納得がいかないようならセカンドオピニオンとして別の病院で意見を聞くのも一つかと思います。
もう手術しか手がありません、、、と言われていたのに別の病院に行ったら手術以外の方法があったなんてこともあります。
また治療費についても、しっかり先生に聞くこと、相談することも大切です。獣医師としてはそのコにとって一番いい治療方法を考え勧めたとしても、飼い主さん側でそこまでは希望しないという場合もあるし、そこまでは金銭的に余裕がないという場合もあるでしょう。
そういう場合は正直にそこまでは出せないのですが、、、と言った方が良いかと思います。
それならばということで獣医師も飼い主さんの希望を叶えるために別の選択肢や治療方法を紹介することもあります。
 
と、ちょっと治療費に対して心配させてしまう文章ばかりを書いてしまいましたが、、、治療費に対して不安を取り除くためにもおススメなのがペット保険です。
ペット保険に入っておくと、通院治療や入院治療、また手術などを行った時の費用の一部をペット保険が補填してくれます。ただし、ガンの人がガン保険に入れないように、病気が見つかってからはペット保険には入れませんのであらかじめ健康な時にペット保険は入っておく必要があります。(現在罹っている病気以外の部分はペット保険が使えるというような感じでペット保険に加入することもできますが、、、)
 
 

年を取って病気が見つかって、こんなにお金がかかるのであればペット保険に入っていれば良かった、、、なんていう飼い主さんの言葉を今までたくさん聞いてきました。
ペット保険は現在、色々な会社が扱っていますが年齢制限があることが殆どで、高齢になってからは入れないことも多いので若い時から入っておくことをおススメします。
保険料や保険がどこまで補填できるかは会社さんによって違うので加入する際には、よく吟味してから加入した方が良いかと思います。保険料が安いから入ってみたら、手術しか効かなかった、、、なんて話も聞いたことがあります。

ちなみにペット保険はあくまでも病気に対してのものなのでワクチン接種や予防薬などには一般的には使えませんのでお気を付けを。最近では鍼灸治療などをする病院も増えていますが、鍼灸治療なども使える保険もあれば使えない保険もあります。自分が選んだ保険はどこまでが保険の対象かをしっかり見ておく必要もあるかと思います。
また1年での回数制限、1回当たりの金額制限もあるのが一般的ですのでそこの部分もしっかり見てから加入をした方が良いでしょう。
ペット保険の比較サイトもあるので参考にしてみるのも良いですね。

ペット保険は小さなかわいい家族に対して愛情以外に飼い主さんがかけてあげられるものの一つです。もしものためにも大切な小さな家族のためにペット保険に加入することをおススメします。